2010年02月14日

2010年度診療報酬改定のポイント(3)(医療介護CBニュース)

■精神医療
 精神科病棟「13対1」入院基本料のほか、うつ病に対する専門療法を評価する「認知療法・認知行動療法」、アルコール依存症に対する専門的治療を評価する「重度アルコール依存症入院医療管理加算」などを新設する。認知療法・認知行動療法は、1日につき420点を算定。重度アルコール依存症入院医療管理加算は、「30日以内」なら200点、「31日以上60日以内」なら100点(共に1日につき)を算定できる。

 また、思春期の子どもの心の診療の特性に応じた入院医療を評価する「児童・思春期精神科入院医学管理料」は、650点から800点に引き上げる。

■がん対策
 がん診療に関する地域連携を評価するため、がん診療連携拠点病院が、患者の退院後の治療を地域の医療機関との地域連携診療計画に基づいて連携して行うことを評価する「がん治療連携計画策定料」(退院時750点)を新設する。また、地域の医療機関が同拠点病院と適切な情報交換を行った際に算定できる「がん治療連携指導料」(情報提供時300点)も新設する。
 さらに、「放射線治療病室管理加算」を500点から2500点に大幅に引き上げるほか、がんの特性に配慮したがん患者に対するリハビリテーションの評価として「がん患者リハビリテーション料」(1単位につき200点)を新設する。
 「がん診療連携拠点病院加算」は、「キャンサーボード」の実施や「院内がん登録」を充実させていることを評価し、400点から500点に引き上げる。

■リハビリテーション
 疾患別リハビリテーションのうち、大腿骨頚部骨折などの患者に提供する「運動器リハビリテーション料」に、手厚い人員配置を評価する区分として「運動器リハビリテーション料1」(1単位につき175点)を新設。現在の「運動期リハビリテーション料1」を、見直し後は「同リハビリテーション料2」にする。これにより同リハビリテーション料は、現在の2区分から3区分になる。

 脳卒中などの「脳血管疾患等リハビリテーション料」は現在、常勤の医師や理学療法士らの人員配置などに応じて3区分し、廃用症候群のリハビリに対する評価は包含している。来年度の報酬改定では、これら3区分のリハビリテーション料をそれぞれ廃用症候群とこれ以外の場合に分けた上で、廃用症候群以外の「リハビリテーション料1」(現在は235点)と「リハビリテーション料2」(同190点)については、それぞれ245点、200点に引き上げる。「リハビリテーション料3」と各区分の廃用症候群に関しては、現行の点数を維持する。
 また、各疾患の「早期リハビリテーション加算」は、30点から45点(1単位につき)に変更する。

 一方、「回復期リハビリテーション病棟入院料1」は1690点から1720点(1日につき)に引き上げ、▽1人1日当たり2単位以上のリハビリテーションの提供▽新しい入院患者の2割以上が重症患者-の2点を新たに求める。
 「入院料2」でも2単位以上の実施を求め、点数を1595点から1600点(同)にする。

 このほか、亜急性期病床で充実したリハビリテーションを提供している場合の評価として、「リハビリテーション提供体制加算」(1日につき50点)も新設する。疾患別リハビリテーションを1週間に平均16単位以上提供することを求める。

■医療、介護連携
 現在は、急性期と回復期の2段階で実施している地域連携診療計画(地域連携パス)への評価を、回復期病院を退院した後の療養を担う中小病院や診療所、介護施設を加えた3段階の評価にする。
 回復期病院が他の医療機関・介護事業所と連携し、患者の退院後の診療計画をつくった場合、「地域連携診療計画退院時計画加算」として100点を算定できるようにする。
 また、回復期病院を退院した患者を引き受ける病院(200床未満)や、診療所が算定する「地域連携診療計画退院時指導料2」も新設。初回月に300点を算定する。

 このほか、患者が入院している医療機関の主治医をはじめとする医療スタッフとケアマネジャーとの連携を促し、退院後のスムーズな介護サービスの導入につなげる「介護支援連携指導料」(300点)を新設する。入院中に2回算定できる。

■後発品の使用促進
 後発医薬品(来年度薬価改定から、先発品より薬価が高い後発品を除く)については、「後発医薬品調剤体制加算」(現行4点)の算定要件を現行の処方せんベース(調剤率30%以上)から数量ベースに改め、3段階の調剤率(20%以上、25%以上、30%以上)でそれぞれ6点、13点、17点を加算できる。ただし、1-3月の後発品の調剤数量に関しては、現行の後発品(先発品より高い後発品も含む)の取り扱いとし、薬局がその3か月間の実績で要件を満たせば、同加算の要件の1割以内の変動の範囲で9月末まで算定を認める。
 また、「変更不可」欄に署名などの無い処方せんに関しては、含量が異なるか、類似した別剤形の後発品への変更調剤を認める。その場合、変更後の薬剤料が増えないことに加え、患者が同意することが条件となる。
 このほか、後発品の品質や安全性などに関する情報を収集し、それを評価した上で後発品の使用を進める体制への評価として、「後発医薬品使用体制加算」(入院基本料に30点を加算。採用品目数の割合が20%以上)を新設する。
 なお、次の薬価改定で先発品より薬価が高くなる後発品については、改定の告示に合わせて厚労省が公表する。

■その他
 診療報酬明細書(レセプト)並みの医療費の明細書に関しては、レセプトを電子請求している医療機関に対し、全患者への無料発行を原則義務化する。
 明細書は現在、レセプトを電子請求している病院に対し、患者が希望した場合に発行を義務付けている。これに対して見直し後は、明細書の発行機能がないレセプトコンピューターを使用しているなど「正当な理由」がない限り、原則全患者への無料発行を義務化する。明細書がいらない患者は医療機関の窓口に申し出る形にする。

 人工腎臓については、現行の「外来・入院」の区分から「慢性維持透析・その他」の区分へと見直しを行う。また、エリスロポエチンの使用量の減少および同じ効能を有する低価格のダルベポエチンへの置換が進んでいる現状を踏まえた評価を行う。具体的には「慢性維持透析」の場合、4時間未満は2075点、4時間以上5時間未満は2235点、5時間以上は2370点で、「その他」の場合、1580点。
 さらに人工腎臓における合併症防止の観点から、使用する透析液についてより厳しい水質基準を達成した場合の評価として、専任の透析液安全管理者1人が配置されていることなどを要件に「透析液水質確保加算」(1日10点)を新設する。

【関連記事】
【中医協】再診料の統一、明細書無料発行を「高く評価」-支払側


【関連記事】
2010年度診療報酬改定のポイント(1)
2010年度診療報酬改定のポイント(2)
【中医協】2010年度診療報酬改定を答申
【中医協】診療側委員が改革を目指す声明を発表
【中医協】再診料の統一、明細書無料発行を「高く評価」−支払側

比較的少なかったはずの新潟市でも81cm大雪(読売新聞)
輸血準備「いらん」 執刀の山本病院理事長、患者死亡の一因か(産経新聞)
婚姻届のため秋田に帰省、カップル事故死(読売新聞)
雪あかりの路 小樽の町に、運河に、キャンドルの灯(毎日新聞)
女流名人に17歳・里見香奈さん、2冠に(読売新聞)
posted by キタヤマ ケンジ at 21:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月12日

あいさつ交わさず、路上駐車も=逮捕の18歳少年−石巻3人殺傷(時事通信)

 宮城県石巻市清水町の3人殺傷事件で、交際していた南部沙耶さん(18)を連れ去り、監禁容疑で逮捕された作業員の少年(18)。同市内の市営住宅で母親らと暮らしていたが、近所の人は10日、「普通の感じの人だったが、道で会ってもあいさつを交わそうとしなかった」と振り返った。
 近所の女性らによると、少年は石巻市内の中学校を卒業。娘が同じ中学校で1学年上だった女性は「少年を最近見掛けたが、少し怖いという印象を受けた。家庭内で母親と折り合いが悪いとは聞いていたけども…」と声を失った。
 少年の一家と同じ棟に住む女性によると、昨年暮れごろ、少年がいつも使っている黒い乗用車が市営住宅の敷地内でたびたび路上駐車しており、同女性が一度注意したこともあったという。 

【関連ニュース】
「厚生官僚の大罪許さない」=小泉被告が最終陳述
逃走の18歳少年を逮捕=連れ去られた少女保護
2人刺殺、少女連れ逃走=18歳少年ら2人、監禁などで逮捕
ラジオ体操帰りの高齢女性狙う=ひったくり容疑で中学生2人逮捕
「トラブル聞かず」「礼儀正しい」=震える住民、静かな街に衝撃

県教委職員を酒気帯びで逮捕=大分県警(時事通信)
ハイチPKO派遣、第1陣が午後出発(産経新聞)
<オリックス・小瀬選手>自殺か キャンプ先で転落死(毎日新聞)
<雑記帳>「還暦ジーンズ」を発売 10年間の品質保証付き(毎日新聞)
<トヨタ>プリウス改修 名古屋の販売店でも開始(毎日新聞)
posted by キタヤマ ケンジ at 18:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

都立高一般入試 平均倍率は1.53倍 2日目(産経新聞)

 都教育委員会は8日、平成22年度の都立高校一般入試の応募状況(2日目)を発表した。全日制は176校で2万9851人の募集に対し、4万5781人の応募があり、平均倍率は1・53倍(21年度は1・50倍)となった。普通科は1・57倍で、いずれも学区を撤廃した15年度以降で最高となり、受験生の都立志向が高まっている。

 全日制の普通科(コース、単位制以外)で最も倍率が高かったのは、男子が日比谷で3・31倍、女子が足立東で2・54倍だった。

<厚生年金>脱退手当金の算定期間漏れ19万人(毎日新聞)
日医会長選に京都府医師会長が立候補へ 近畿6府県で推薦予定(産経新聞)
パソコン、デジカメ購入か=大学院教授の不正経理−山口大(時事通信)
<腎移植>「誤診で摘出」提供者が岡山市提訴(毎日新聞)
東京都心で初の積雪=関東甲信越は未明に大雪−気象庁(時事通信)
posted by キタヤマ ケンジ at 08:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。